今回はアブダビのNew観光スポット「カスル アル ワタン」をご紹介させて頂きます。
アブダビの「カスル アル ワタン / QASR AL WATAN」が一般公開されたのが2019年3月。ですので、シェイクザイードグランドモスクと比べると実際に行かれた方はまだまだ少ないでしょう。
僕が訪問したのは2019年7月。その時は日本人の方は僕ら以外にまだ誰もおられませんでした。
今年2020年1月に当時の首相の安倍さんがアブダビを訪問されて、アブダビのシェイク モハメド皇太子と会談をされたのがここ、”カスル アル ワタン”です。(日本のニュース番組でもその時の映像が流れていました)
日本でいう「大統領・迎賓館」を世界中の観光客のために一般公開しているということですね。なので、中を見た感想は「こんな豪華な建物があるねんなぁ~・・・」という一種のため息に近い、“呆れるくらい豪華”なものです。
ドバイから日帰りでアブダビ観光をされる時は、時間の関係である程度観光箇所を厳選しないといけません。そんな場合、「どこがお勧めですか?」ともし聞かれたら、順番でこの3カ所を僕はお勧めしています。
- シェイクザイードグランドモスク
- カスル アル ワタン
- アブダビ ルーヴル美術館
3位にしたアブダビ ルーヴル美術館も本当に素敵なところで、美術館好きの方は絶対に外せないところですが、美術館は人によって好き嫌いがありますよね。(ちなみに僕は美術館が大好きなので、このアブダビ ルーヴル美術館には何度も訪問しています)
1位のシェイクザイードグランドモスクは誰もが必ず訪問されると思いますが、その次の観光地を検討されている方は是非ともこのカスル アル ワタンを予定に入れてみて下さい。
こんな豪華な建物を見る機会はそうあるものではありません。きっとカスル アル ワタンのその豪華さに圧倒されることでしょう!
この カスル アル ワタンにはアラブ首長国連邦の歴史や文化などを伝える資料館や、国際会議が出来る大ホールや会議室、そして世界中の要人をもてなす宴会場があります。
ここでの滞在時間は“2時間”はほしいところです。ゆっくりとその豪華さを堪能されたい方は3時間あっても暇をもてあそぶことは決してありません。
ドバイからの日帰りの場合は、車での往復で3時間30分。シェイクザイードグランドモスクの滞在が2時間、カスル アル ワタンまでの移動時間が約20分ですので、カスル アル ワタンでの見学時間の2時間を合わせるとおおよそ8時間。ランチタイムなども含めると9時間は超えますので、この2カ所だけで時間はいっぱいになってしまいます。
「アブダビまで行って2カ所だけかぁ~」と思われるかも知れませんが、このカスル アル ワタンは現地の人が「コロニッシュ」と呼ぶ地域にあり、ここにはアブダビを代表するホテルの「エミレーツパレス」があります。
また、映画ワイルド スピード -スカイ ミッション-の舞台がこのアブダビのコロニッシュで、スーパーカーがアブダビを代表するエティハドタワーのビル群を走りまくります。(実際には高層ビルから隣の高層ビルへスーパーカーが飛び移るというもの)
これらのアブダビ特有の風景を車窓でお楽しみ頂けますので、決してこの2カ所だけで少ないということはないと思います。
コロナ禍が収束し、また世界中の観光客がこのアブダビに戻ってきた時はきっとこの「カスル アル ワタン」がさらにフューチャーされることでしょう。
“百聞は一見にしかず”です。 カスル アル ワタンの豪華さを写真でご覧になって下さい。
カサル アル ワタン/WASRALWATANの詳細*コロナ禍前の情報です。収束後、変更になる場合があります。
・Opening Hours:毎日 10:00 ~ 20:00 <但し、イベント及び要人の利用時は休館の場合となります>
・入場料:AED60 (大人/日本円で約1800円) AED30(小人/日本円で約900円)
・アクセス:ドバイから車で約2時間。シェイクザイードグランドモスクから車で約20分。
*館内にはギフトショップ、レストランなどもあります。