UAE・ドバイ 最新情報

ドバイ

2021年1月07日にコロナウイルスに対しての緊急事態宣言が発出されて、しばらくブログを休止していましたが日本での感染者も減少傾向になってきたのでボチボチ再開していこうかと思います。引き続きましてよろしくお願いします。

さて、今回はUAE(アラブ首長国連邦)のドバイを中心とした最新情報をいくつかまとめてご案内をさせていただきます。 ドバイは「ドバイEXPO 2020」にむけて驀進中です!

ミッションインポッシブル<MI-7>のロケがアブダビで!

トム・クルーズ主演の人気映画シリーズの最新作“ミッションインポッシブル-7”の最終ロケがアブダビでおこなわれたとUAEの地元紙が報じました。

撮影は今月の2月05日から2月11日の約1週間で、今回はシリーズ4作目の“ゴーストプロトコル”の舞台となったドバイではなく、UAEアラブ首長国連邦の首都アブダビでおこなわれたようです。

The National newsの記事によると、トム・クルーズはアブダビルーヴル美術館でその姿が発見されました。

*参考:The National Newsより / ルーヴル美術館に現れたトムクルーズ

ただし、このアブダビ ルーヴル美術館がMI-7の映画の中で実際にロケがされたかはまだ不明のようですが、ここが映画の舞台になれば世界中にこの素敵なルーヴル美術館の存在を知らしめますので個人的にはとても期待をしています。

実際に自分がいったことのある場所が有名な映画に出てきたら、やっぱ嬉しいもんですもんね。

この最新作MI-7は2021年11月に全米から公開される予定です。MI-7は2020年初めにイタリアとイギリス撮影がスタートしましたが、コロナの影響でしばらく撮影は中止となっていました。

最終ロケ地がアブダビいうことで、映画のどの部分で登場するのかは不明ですが、発展し続けるアブダビは、わゆる”映え”する都市ですので秋の公開が本当に楽しみです。

UAEでのワクチン接種率がすごい!

コロナウイルスのワクチン接種が日本でも医療従事者からスタートしました。世界でもアメリカ、イギリスを中心にワクチン接種がスタートしており、イスラエルではすでに国民の60%以上が接種済みと報道されています。

ワクチン接種率でいうと、UAEアラブ首長国連邦はイスラエルについで第2位です。下の図のように2月05日の時点で約40%、2月17日の時点で約51%と国民の半数以上がすでに接種済なので、ようやく接種が始まったばかりの日本と比較すると本当に“凄い!”の一言です。

*2月5日時点で40.53%の人がワクチン接種
*2月13日時点で50.61%の人がワクチン接種

ワクチンの種類は中国のシノファーム社製が中心で、ワクチン費用は国が負担をしています。

ワクチン接種のスタート時はファイザー社製のワクチンだったようですが、やはり供給の問題のせいか途中でファイザー社製ワクチンは60歳以上の人のみとなり、いまでは全員が中国のシノファーム製ワクチンなっているそうです。

アラブ首長国連邦と中国の関係はお金の問題もあってお互いに重要なものとなっています。なので、ワクチンもシノファーム社製のものを使うのは仕方ないのかも知れません。

シノファーム社製ワクチンはファイザー社製やモデルナ社製よりも効果率は若干落ちるようですが、世界中でいろいろな国が中国製のワクチンを利用されていて、効果も問題ないようですね。

2021年10月01日に「ドバイEXPO 2020」が開幕を迎えますので、世界中からお客様をお迎えするべく、ドバイ政府も必死で十分なワクチンの供給量を確保して、少しでも早く接種を進めてコロナ禍を収束させて安全を世界にアピールしたいのだと思います。

また“安全性の確保”という点では、ドバイEXPO2020に関しまして公式ホームページをみますと、ドバイEXPOの全スタッフとその家族にEXPOの開幕までにワクチン接種をすると書かれていました。

日本でもオリンピックの開催問題が連日ニュースで流れていますが、ドバイも“何が何でも”ドバイEXPOを開催しなければいけませんのですべてが必死です。(絶対にドバイ万博は見に行きたい!)

UAE探査機 HOPEが火星周回軌道に!

日本の種子島より打ち上げられたHI-ロケットに搭載されたUAE探査機「HOPE」が長い年月をかけて、2月10日に火星周回軌道に入りました。

日本でも米国NASAの火星探査車「パーシビアランス」が2月19日に火星に着陸したというニュースが大きく報道されましたね。 

NASAの火星探査車が“着陸した”というニュースの中、UAE探査機・HOPEはまだ火星の周回軌道に乗ったところですので、「な~んだ…」と思われるかも知れませんが、ドバイのシェイク一族の火星移住計画はかなりの熱量でヤル気モードは他の国には負けません。

*HOPEが火星周回軌道に乗ったお祝いにバージュカリファもお祝いモードに!

火星探査機は米国をはじめ、欧州やインドでもすでに火星周回軌道に乗せていますが(米国なんて着陸!)本気で火星に住む計画をしているのはドバイだけではないでしょうか。

5年くらい前だったと思いますが、TBS系で放映された「世界ふしぎ発見」のドバイ特集中で、火星に住むために3Dプリンターで作った“住居(家)”をハムダン皇太子が2万戸を発注済みとレポートしていましたよ。

そうなんです、ドバイの人たちは本気で火星移住を考えているんです。

ドバイ政府の計画では約100年後の2117年までに火星に移住すると言っております。(らしい…) 100年後なので見届けれないのがとても残念です。

ドバイにロンドンタクシーが走る!

ドバイはロンドンを走る黒くて半湾曲の形をしたかわいらしい“ロンドンタクシー”を2021年2月から採用すると発表がありました。

*ドバイの街を走るロンドンタクシー

DTC(Dubai Taxi Corporation)によりますと、The Hyundai Ioniq Electric vehiclesのこのタクシーはいわゆる”ガソリン&電気”ハイブリッドが売りのようで、乗客はドライバとは別に“6名様”まで乗車可となっています。(Wi-Fiも繋がる…らしい)

しばらくはドバイ空港のみの配車となるようなので、ドバイの街中では乗るチャンスはしばらくないのかも知れません。

ただ、ドバイのタクシーといえばかなり昔からTOYOTAのカムリが中心だったので、それが今は少しだけですがだんだんと変わっていくというのは我々日本人からすれば複雑なニュースですね。

*ドバイのタクシーはほとんどがこのTOYOTA カムリ

世界一の観覧車<ドバイアイ>がほぼ完成!

最後に以前のブログでもご紹介した“世界一高い観覧車・ドバイアイ”ですが、下の写真の通りようやくすべてのゴンドラが取り付けられました。

*ようやくゴンドラがすべて付いたドバイアイ(ひこうき雲がキレイ)
*ライトアップもされだしたドバイアイ(少しピンボケ…)

実際に夜にはライトアップもされているようです。昨年開幕予定だったドバイ万博に合わせてスタートするはずだった“ドバイアイ”ですが、そろそろ運転開始の情報が流れるのではないでしょうか。

今回は“昨今のドバイ”ということで情報を共有させていただきましたが、発展し続けるドバイはまだまだ新しいことがたくさんあります。

5つの新しい情報だけで、文章が結構長くなりましたのでこれ以外はまた次の機会にご案内をさせて頂きます。

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